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「あなたは何を伝えたい?」
響く写真と映像作り

2014.06.02

Edit:Kayo Iwaki

ソーシャルメディアを活用すれば誰でも発信することが出来る時代。メッセージを受け取る側の心に響く写真や映像を作れると表現の幅が圧倒的に広がります。

先日ご紹介した8月に実施されるSHOKAYスタディツアーでも、テーマの一つとしてフォトジャーナリズムが取り入れられています。今後広がりが期待されるフォトジャーナリズムをテーマにしたプロジェクトやイベント、ワークショップを紹介します。

①東北の新聞社主催、「スマイルとうほくプロジェクト」

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福島民放社、河北新報社、岩手日報社が、2013年度よりお笑い芸人のロザンとフォトジャーナリストの安田菜津紀さんをナビゲーターに迎え「写真で綴る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」を展開。日本の将来を担う中学生の素直な目と思いを通して、日本中の人が被災地の「いま」を知り、自分ゴトとしてとらえ、防災の意識を高めていくことが狙いです。実施期間は2014年5月〜2015年3月。プロジェクトに参加する中学生記者を募集中!お子さんやお知り合いに、おすすめしてみてはいかがでしょうか?(6月11日締切)詳細⇨http://smile-tohoku.jp/project/photo_makes_smile/photo/


②DAYS JAPAN(デイズ・ジャパン)10周年企画展
「いのちの地球(ほし)でフォトジャーナリストが伝えたこと」

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DAYS JAPANは2004年創刊の月刊フォトジャーナリズム誌。「一枚の写真が国家を動かすこともある」「人々の意志が戦争を止める日が必ずくる」を表紙に掲げています。フォトジャーナリズムを教える学校を開校したり、DAYS国際フォトジャーナリズム大賞を開催するなど、真のフォトジャーナリズムのあり方を追求。6月2日〜28日までDAYS JAPAN10周年企画展、「いのちの地球(ほし)でフォトジャーナリストが伝えたこと」を展示中ですので是非足を運んでみてください。詳細⇨http://www.daysjapan.net/event-info/event201403_2.html


③OurPlanet-TV(アワープラネット・ティービー)3日間集中・夏期映像ワークショップ

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2001年に設立した非営利のオルタナティブメディア。インターネットを利用して、ジェンダーや子供、環境や人権などのテーマを中心に独自に制作したドキュメンタリー番組やインタビュー番組を配信。様々な地域やコミュニティの出来事をビデオで記録し、表現することで、社会の課題を共有しあい、より良い社会へ向けた変革を目指しています。子どもから大人まで、誰もが映像制作やメディアリテラシーなどを学べるワークショップも開催。7月19日〜21日で開催される3日間集中・夏期映像制作ワークショップの受講者を現在募集中です!⇨http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1776


より良い社会作りのために、私たちひとりひとりにきっと出来ることがあります。

DGBHでは、社会問題の解決に取り組む様々なGood Actionを多くの人たちに伝えるフォト(またはビデオ)ジャーナリストたちを、"エシカル・ジャーナリスト"と呼び、より良い世の中を自ら作りあげていく勇者たちを養成、応援しています。

このお話はまたの機会にたっぷりと。。。